21/10/26

ACVM HOODIE

今回は私達がACVMブランドの中で長年リリースしている、シンプルなスウェットパーカにフォーカスしていきたいと思います。
デイリーに使え、アウターとしてもブルゾンやジャケットのインナーとしても便利なスウェットパーカですが、私達が着る際に快適に感じるよう細部を構築しました。

使用しているスウェット生地は、現在では日本で数台しか稼働していない旧式の編み機を使って作られています。

編み立ての速度が非常にゆっくりしている分、現在の編み機では作ることができない膨らみと柔らかいタッチを生み出すことができます。
この旧式の編み機で作られた生地は非常に手作り感のある仕上がりで、現代の効率、スピードを意識して作られている生地とは全く異なります。

度詰め生地で非常にしっかりとしていますが、柔らかさもあり快適に着用できます。
量産されている一般的な生地との大きな違いを、ぜひ袖を通して感じてほしいと思います。

冬季でも着用できる裏起毛素材ですが、毛足が長く立っているのもこの素材の特徴です。
度詰め裏起毛で保温性の高いスウェット生地ですが、同じくACVMブランドからリリースされているサーマルと合わせて着ると更に防寒性は高まるでしょう。

そして今季は、肩と肘にパッドの付いたプルオーバータイプもリリースとなります。
先日リリースされたワッフルコットンニットと同じ形状のパッドが付き、こちらにはバックプリントが入ります。
フロントジップがない分、ライダースジャケットのようにフロントにジップの付くアウターにはこちらも良く合います。

ロングレングスのコートよりも着丈が短いライダースジャケットやブルゾンを着ることが多い私達は、スウェットパーカをジャケットの中に着た際、ジャケットの裾から大きくスウェットパーカの裾が出ることを嫌っていました。
その為着丈は少し短めに設定し着た時のバランスを整えています。

そしてライダースジャケットや他のブルゾンのインナーとして着る際、袖がかさばって不快にならないよう若干タイトなサイジングになっています。

素材だけではなく、そのような細かな部分も一つ一つの洋服に詰め込まれています。

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