ACVM SUMMER GOODS – ADDICT CLOTHES JAPAN

今シーズンのACVMは今までに比べ、いかに夏や湿度の高い時期をお洒落に心地良く過ごせるかを意識してコレクションを制作しました。
日本のように四季があり気温や湿度の差が激しい地域では、その季節に適した素材や生地を選ぶことによって快適に過ごすことができます。

今シーズン軽やかなナイロンアウターや、コットン、リネン、ラミーの混紡ニットTシャツやトラウザーズがリリースされたのもそのためです。
そして更に6月22日、いくつかのサマーグッズがリリースされます。

まずはTHE HW DOG&COに製作を依頼したアーミーハット。
1930年代のUS.ARMYのファティーグハットがベースで、肉厚なコットンリネン生地を生地作成の最終工程で芯から揉みほぐすことで、ソフトでふっくらとした風合いに仕上げていて、

洗いざらし感のある生地でヴィンテージ生地のような表情が感じられます。
リネン混で通気性と速乾性があるので蒸れにくく、洗濯が可能なので夏場に最適でしょう。

次はブランド初となる本格的なショートパンツ。
上のアーミーハットと同じ肉厚なコットンリネン素材で作成したグルカショーツですが、かなりワイドシルエットなヴィンテージグルカショーツから少し細身に変更し、更にウエストバンド位置を下げ、デイリーに使いやすくアップデートしています。

シルエットは少し細身に修正していますが、8タック入りで胴回りを包み込むようなシルエットになっており、8タックのゆとりで肌に触れる生地面積を減らすことにより、厚手のしっかりとした生地でも快適に気持ちよく穿くことができます。

最後は昨年に引き続きリリースとなる、もはや夏場には欠かせないレザーサンダル。
旧いアーミーサンダルをモチーフに、ADDICT BOOTSで使用しているホースハイドとエンジニアブーツ用バックルを使用し制作しました。
サンダル専用に製作したラストを使用し、土踏まずは傾斜をつけストラップデザインにすることにより、従来の不安定なサンダルのフィット感を高めています。
フットヘッド部分には足馴染みの良いフルベジタブルタンニンのカウレザーを使用し、ソールには耐久性、クッション性に優れたビブラムソールを採用。

弾力と衝撃吸収性が特徴の10mm厚のソールですが、見た目よりも軽量で柔らかく、履き心地の良いサンダルです。
ミリタリーテイストのファッションにはもちろん良く合いますが、特に夏場はスニーカーやブーツからレザーサンダルに変えるだけ快適で軽やか印象に変化します。

複数取り入れるのはもちろん、1点取り入れるだけでも快適さがわかるSUMMER GOODS。
夏を気持ちよく過ごすためにぜひ挑戦してみて下さい。