• 11/04/01 完璧です

    明日発売の ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKETですが、
    何とか発売までに全てのご予約分と店頭分が入荷しました。
    ウェブサイトに掲載できる画像枚数には制限がある為、各種ジッパーなどの写真をご紹介しようと思います。


    引き手の若干のムラ感や開閉時の少し軽めのテンション、革のヨレた感じなど完璧です。
    本当に緻密で細かい部分ですが、私の作るライダースにおいては非常に重要な部分です。
    革やパーツで気に入らない部分があると気になってしょうがありません。
    シルエットや各ディティールはもちろん、革の質感、色味、ジップ金具とテープの色、
    全てこだわり尽くした結果が出たと思います。
    購入された方の元で大切に着られ、アジが出たジャケットと早く再開したいですね再会したいですね。

    よく着ているシープスキンのダブルもどんどん良い表情になってきています。
    今日試しに一面OLD VINTAGEを掛けてある壁に並べてみました。

    自画自賛ですが、かなり良い面構えです。
    画像ではすごく似たように見えますが、実際はOLD VINTAGEとNEW VINTAGEそれぞれ違った良い部分があります。
    それは同じデザインでも革変わるだけで、新品時に着た印象はもちろん、経年変化も大きく違ってきます。
    明日は同型のシープとホースを同時に比べることができますので、ぜひその違いを感じてみてください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/04/01 完璧です

    明日発売の ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKETですが、
    何とか発売までに全てのご予約分と店頭分が入荷しました。
    ウェブサイトに掲載できる画像枚数には制限がある為、各種ジッパーなどの写真をご紹介しようと思います。


    引き手の若干のムラ感や開閉時の少し軽めのテンション、革のヨレた感じなど完璧です。
    本当に緻密で細かい部分ですが、私の作るライダースにおいては非常に重要な部分です。
    革やパーツで気に入らない部分があると気になってしょうがありません。
    シルエットや各ディティールはもちろん、革の質感、色味、ジップ金具とテープの色、
    全てこだわり尽くした結果が出たと思います。
    購入された方の元で大切に着られ、アジが出たジャケットと早く再開したいですね再会したいですね。

    よく着ているシープスキンのダブルもどんどん良い表情になってきています。
    今日試しに一面OLD VINTAGEを掛けてある壁に並べてみました。

    自画自賛ですが、かなり良い面構えです。
    画像ではすごく似たように見えますが、実際はOLD VINTAGEとNEW VINTAGEそれぞれ違った良い部分があります。
    それは同じデザインでも革変わるだけで、新品時に着た印象はもちろん、経年変化も大きく違ってきます。
    明日は同型のシープとホースを同時に比べることができますので、ぜひその違いを感じてみてください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/03/30 AD-02 HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKET

    発売が遅れていたホースハイドダブルライダースですが、今週の土曜日に発売することになりました。


    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKET 
    Dark Blue Size 34, 36, 38, 40.  

    当初の予定よりも予約数が増えた為店頭分は各サイズごく少量になってしまいましたが、
    なんとか発売日に全サイズ揃えることができました。
    本当なら私がしばらく着た着用サンプルをブログで紹介したかったのですが、
    予約でマイサイズがほとんど埋まってしまいましたので、今回はありません。
    先日からご予約順にお渡ししておりますが、みなさんすごく気に入って頂けているようです。
    その姿を見て、改めて良いジャケットができたと実感しました。
    何日か着たジャケットを見せに来て頂いた方もいましたが、
    シワが入るだけでかなり良い感じになっていました。
    まだ朝晩は冷え込みますが、日中はレザーを着るのに丁度良い気温になってきましたしね。
    いやー マイサイズが売れ残ってくれないかなー、とか思ってしまいますが、立場的には複雑ですね。

    2日土曜日の13時から発売となりますが、
    前回同様通販のオーダーは発売日の18時からとさせて頂きます。予めご了承下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/03/30 AD-02 HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKET

    発売が遅れていたホースハイドダブルライダースですが、今週の土曜日に発売することになりました。


    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 HORSEHIDE DOUBLE RIDERS JACKET 
    Dark Blue Size 34, 36, 38, 40.  

    当初の予定よりも予約数が増えた為店頭分は各サイズごく少量になってしまいましたが、
    なんとか発売日に全サイズ揃えることができました。
    本当なら私がしばらく着た着用サンプルをブログで紹介したかったのですが、
    予約でマイサイズがほとんど埋まってしまいましたので、今回はありません。
    先日からご予約順にお渡ししておりますが、みなさんすごく気に入って頂けているようです。
    その姿を見て、改めて良いジャケットができたと実感しました。
    何日か着たジャケットを見せに来て頂いた方もいましたが、
    シワが入るだけでかなり良い感じになっていました。
    まだ朝晩は冷え込みますが、日中はレザーを着るのに丁度良い気温になってきましたしね。
    いやー マイサイズが売れ残ってくれないかなー、とか思ってしまいますが、立場的には複雑ですね。

    2日土曜日の13時から発売となりますが、
    前回同様通販のオーダーは発売日の18時からとさせて頂きます。予めご了承下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/03/25 SPECIAL VINTAGE LIGHTNING!!!

    先日ご紹介したブルーの402ライトニングは即日SOLDとなりました。ありがとうございました。
    今日は先日の402ライトニングに続いて、同じライトニングのスペシャルジャケットをご紹介します。

    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s LIGHTNING Dark Blue Size34 SOLD

    いまさら説明の必要もないかと思いますが、
    先日の402はライトニングのロング丈バージョンですが、こちらはショート丈のライトニングです。
    確かにライトニングは少し着丈の短いジャケットなのですが、
    それでもこのデザインにはショート丈が良く似合います。
    今も昔も定番となっていることが、何よりこのデザインの完成度を物語っていると思います。

    34インチですが若干大きめに感じます。
    着方によっては普段34インチの方でも36インチを着ている方でも着用できるサイズ感です。

    そして今回も特筆するべき部分はこのカラーです。画像でもわかると思いますが、
    青味の強いダークブルーの中でもブルーに近い色になります。
    ヴィンテージではジャケットの種類によって現存するサイズや色が違うことは最近のブログで既にご説明済みですが、
    ライトニングでブラックなら時間をかければ良い物を手に入れることができるかもしれませんが、
    ブルー系は散々物がない理由をご説明したとおり、待って出てくる物ではありません。
    しかも今日紹介するのはコットンライニングの、色物では初期型といえる時代の物です。

    更に今回は色だけではなく、他の部分にも踏み入ってみたいと思います。
    それはもちろん革なのですが、ヴィンテージの同年代の同じモデルでも、
    革の厚みや柔らかさ硬さそれぞれ違います。
    個体差という程度の微妙な違いの物もあれば、明らかに意図的に薄く、または厚くしているような物もあります。
    革の好みは人それぞれ違いますが、
    大きく分けるとしたらバイク専用のジャケットであればあまり薄くて軽い物は物足りないかもしれませんし、
    逆に街着の人の場合、硬すぎたり重すぎるのは近年好まれていません。
    そして今回のダークブルーライトニングですが、ヴィンテージの中でも薄手で柔らかく、
    とても着易い部類に入るジャケットです。
    当時バイカーのギアとして売っていたジャケットで、
    これだけ薄くて軽いジャケットを作っていたのは少し謎がありますがとにかく着易いです。
    状態が良くきれいなジャケットですが、程よくアジも出ていて雰囲気があり、
    何よりシャツのように軽く着られるのが良いです。
    ヴィンテージで珍しいモデルやカラーの場合元々選べるほど数がありませんので、
    欲しいジャケットで自分に良いサイズがあっても、革まで好みの物に出会うことは非常に稀です。
    しかしこのライトニングは小さいサイズで薄手で軽い革なので、
    ライダースを普段着としてストレスなくガンガン着たい人には、形も色も着心地も最高です。

    サイクロン程ではありませんが、ライトニングのブルー系でこのサイズ、状態は中々の高額になります。
    しかし唯一無二のジャケットをお探しの方には最高のジャケットです。
    この辺の一級品は、どんなに欲しくてお金を用意してもタイミングが悪ければ絶対に手に入れることはできません。
    これは多分、もう次がないような気がするジャケットです。

    興味のある方は直接価格やサイズ、状態などの詳細をお問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡

  • 11/03/25 SPECIAL VINTAGE LIGHTNING!!!

    先日ご紹介したブルーの402ライトニングは即日SOLDとなりました。ありがとうございました。
    今日は先日の402ライトニングに続いて、同じライトニングのスペシャルジャケットをご紹介します。

    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s LIGHTNING Dark Blue Size34 SOLD

    いまさら説明の必要もないかと思いますが、
    先日の402はライトニングのロング丈バージョンですが、こちらはショート丈のライトニングです。
    確かにライトニングは少し着丈の短いジャケットなのですが、
    それでもこのデザインにはショート丈が良く似合います。
    今も昔も定番となっていることが、何よりこのデザインの完成度を物語っていると思います。

    34インチですが若干大きめに感じます。
    着方によっては普段34インチの方でも36インチを着ている方でも着用できるサイズ感です。

    そして今回も特筆するべき部分はこのカラーです。画像でもわかると思いますが、
    青味の強いダークブルーの中でもブルーに近い色になります。
    ヴィンテージではジャケットの種類によって現存するサイズや色が違うことは最近のブログで既にご説明済みですが、
    ライトニングでブラックなら時間をかければ良い物を手に入れることができるかもしれませんが、
    ブルー系は散々物がない理由をご説明したとおり、待って出てくる物ではありません。
    しかも今日紹介するのはコットンライニングの、色物では初期型といえる時代の物です。

    更に今回は色だけではなく、他の部分にも踏み入ってみたいと思います。
    それはもちろん革なのですが、ヴィンテージの同年代の同じモデルでも、
    革の厚みや柔らかさ硬さそれぞれ違います。
    個体差という程度の微妙な違いの物もあれば、明らかに意図的に薄く、または厚くしているような物もあります。
    革の好みは人それぞれ違いますが、
    大きく分けるとしたらバイク専用のジャケットであればあまり薄くて軽い物は物足りないかもしれませんし、
    逆に街着の人の場合、硬すぎたり重すぎるのは近年好まれていません。
    そして今回のダークブルーライトニングですが、ヴィンテージの中でも薄手で柔らかく、
    とても着易い部類に入るジャケットです。
    当時バイカーのギアとして売っていたジャケットで、
    これだけ薄くて軽いジャケットを作っていたのは少し謎がありますがとにかく着易いです。
    状態が良くきれいなジャケットですが、程よくアジも出ていて雰囲気があり、
    何よりシャツのように軽く着られるのが良いです。
    ヴィンテージで珍しいモデルやカラーの場合元々選べるほど数がありませんので、
    欲しいジャケットで自分に良いサイズがあっても、革まで好みの物に出会うことは非常に稀です。
    しかしこのライトニングは小さいサイズで薄手で軽い革なので、
    ライダースを普段着としてストレスなくガンガン着たい人には、形も色も着心地も最高です。

    サイクロン程ではありませんが、ライトニングのブルー系でこのサイズ、状態は中々の高額になります。
    しかし唯一無二のジャケットをお探しの方には最高のジャケットです。
    この辺の一級品は、どんなに欲しくてお金を用意してもタイミングが悪ければ絶対に手に入れることはできません。
    これは多分、もう次がないような気がするジャケットです。

    興味のある方は直接価格やサイズ、状態などの詳細をお問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES  
    石嶋 聡

  • 11/03/18 AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKET

    昨日告知した、日曜日発売の ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKETのご紹介です。


    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKET
    Black Size 34, 36, 38, 40. 

    先に紹介済みのホースハイドのダークブルーと同じ形です。
    60年代後半から70年代初期頃のイギリス製ライダースに使われている革に似た雰囲気の革ですが、
    手触りを更に良くしています。
    以前発売したエポレット付きシングルもシープスキンでしたが、今回はまた少し違った雰囲気に仕上げました。
    手触りの良さはそのままですが、全体的にシボの多い革を使用しているのでオールド感が強調されています。
    更に下の画像のように擦れた部分は革の地の色が見えるようになっています。

    剥げないほうが好きな人もいるかと思いますが、
    今まで発売した中では一番着用後の雰囲気がOLD VINTAGEに近くなります。
    画像は共に私がしばらく着ていたジャケットです。
    発売する製品には塗っていないオイルを余分に入れましたので、ツヤが増しています。
    もし近い状態にしたい場合は購入時に直接お問い合わせ下さい。
    一部のヴィンテージジャケットのように色が剥げてくるのが気になる人にはお勧めしませんが、
    ヤレたヴィンテージジャケットの雰囲気が好きな人には自信を持ってお勧めします。

    ジッパーはもちろん全てオリジナルジップ、裏地は綿なしのコットンキルティングです。

    UKライダースの象徴ともいえるこのデザインは、
    60年代当時から今まで数え切れない程のジャケットがリリースされてきたと思います。
    私は今まで散々ヴィンテージを見て販売してきました。
    デザインは過去に幾度となく発売されているものであっても、
    それらとは違うオーラやこだわりを反映させたジャケットを世に出したいと思っていましたし、今後もそうです。
    そしてヴィンテージのプロである自分でも欲しいジャケットが完成しました。
    作り手としても一消費者としても非常に満足しています。

    20日日曜日の13時から発売となりますが、前回までの問題点を踏まえ、
    通販のオーダーは発売日の18時からとさせて頂きます。予めご了承下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡 

  • 11/03/18 AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKET

    昨日告知した、日曜日発売の ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKETのご紹介です。


    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-02 SHEEPSKIN DOUBLE RIDERS JACKET
    Black Size 34, 36, 38, 40. 

    先に紹介済みのホースハイドのダークブルーと同じ形です。
    60年代後半から70年代初期頃のイギリス製ライダースに使われている革に似た雰囲気の革ですが、
    手触りを更に良くしています。
    以前発売したエポレット付きシングルもシープスキンでしたが、今回はまた少し違った雰囲気に仕上げました。
    手触りの良さはそのままですが、全体的にシボの多い革を使用しているのでオールド感が強調されています。
    更に下の画像のように擦れた部分は革の地の色が見えるようになっています。

    剥げないほうが好きな人もいるかと思いますが、
    今まで発売した中では一番着用後の雰囲気がOLD VINTAGEに近くなります。
    画像は共に私がしばらく着ていたジャケットです。
    発売する製品には塗っていないオイルを余分に入れましたので、ツヤが増しています。
    もし近い状態にしたい場合は購入時に直接お問い合わせ下さい。
    一部のヴィンテージジャケットのように色が剥げてくるのが気になる人にはお勧めしませんが、
    ヤレたヴィンテージジャケットの雰囲気が好きな人には自信を持ってお勧めします。

    ジッパーはもちろん全てオリジナルジップ、裏地は綿なしのコットンキルティングです。

    UKライダースの象徴ともいえるこのデザインは、
    60年代当時から今まで数え切れない程のジャケットがリリースされてきたと思います。
    私は今まで散々ヴィンテージを見て販売してきました。
    デザインは過去に幾度となく発売されているものであっても、
    それらとは違うオーラやこだわりを反映させたジャケットを世に出したいと思っていましたし、今後もそうです。
    そしてヴィンテージのプロである自分でも欲しいジャケットが完成しました。
    作り手としても一消費者としても非常に満足しています。

    20日日曜日の13時から発売となりますが、前回までの問題点を踏まえ、
    通販のオーダーは発売日の18時からとさせて頂きます。予めご了承下さい。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋 聡 

  • 11/03/09 BLUE 402 LIGHTNING

    予約を受け付けていたADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのホースハイドダブルライダースですが、
    火曜日で予約を締め切らせていただきました。たくさんのご予約ありがとうございました。
    予約分に関しましては、予約順に入荷次第ご連絡させていただきます。
    店頭発売日は決まり次第ブログでご案内させていただきます。

    約1ヶ月NEW VINTAGEで忙しくてOLD VINTAGEが全く紹介できていませんでしたが、
    スペシャルを初め色々入荷しています。
    その中からルイスレザーのブルージャケットをご紹介します。

    Lewis Leathers 70’s 402 LIGHTNING  Blue Size38 SOLD

    UKライダースのスタンダードデザイン、ライトニングのロング丈バージョンです。
    402に多いのですが、38インチですが少し大きめのサイズ感です。
    40インチを着ている人でも着れそうな感じがします。
    ノーマルライトニングに比べリリース期間が短い為、
    ヴィンテージではノーマルライトニングに比べ数が少ないことは、ヴィンテージファンなら知っていると思います。

    そして今回特筆するべきところはこのカラーです。
    先日のADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのDARK BLUEカラーのブログでも書きましたが、
    UKライダースの魅力の一つとして、豊富なカラーバリエーションがあります。
    その中でもダークブルーやブルー、ターコイズブルーというのは熱狂的なファンがいるのは周知の事実です。
    ライトニングは現在のヴィンテージのタマ数を見ても、
    当時のルイスレザーのラインナップの中でもモンザ系と並び最大のヒットモデルだったはずです。
    ヴィンテージの中でもタマ数の多いライトニングですが、
    モンザと違いブルー系はほとんどありません。おそらく90%以上は黒になると思います。
    ではなぜ、カラージャケット全盛の70年代にヒットしていたライトニングにブルー系がこれほど少ないのでしょうか?
    同じ70年代のヒットモデルのモンザでは、ブルーやターコイズは無いにしても、ダークブルーはかなりの数があります。

    以前仕入れでイギリスに行った際、
    70年代当時にリアルタイムでルイスレザー等のジャケットを買っていた方達と話していた時に面白い話が聞けました。
    60年代からずっと黒一色で展開していたライダースジャケットですが、
    70年代初頭から一気に派手なカラーが増えてきます。
    当時リアルタイムで買っていた人の話だと、すぐにそれを受け入れられたわけではなく、
    どちらかというと、こんなまぶしい色したジャケット着れるか!みたいな反応だったようです。
    それは50年代~60年代に黒一色でイギリスのモーターサイクルジャケットシーンをシェアしてきた、
    ブロンクス、ライトニング、襟付きシングルでは尚更抵抗があったと言っていました。
    上記の3つのスタイル=黒というイメージが10数年間で根付いていたわけです。
    これを聞いて、ブロンクス、ライトニング、襟付きシングルにブルーやターコイズが少ないことが理解できました。
    もちろん当時の全ての人が同じことを思ったわけではないでしょうが、
    こんな理由もあってヴィンテージで青のライトニングやマニラ、襟付きシングルを探しても中々見つからないのです。

    今回の402はミントコンディションです、とは言えないですが、
    ヴィンテージブルーレザー特有の黒ずみがアジとなっていてとても良い雰囲気です。
    所々地のベージュぽい色が見えている部分がかなりかっこいいです。

    顔料が剥げて地の色が見えているジャケットを状態が悪いと言う人もいますが、ちょっと意味が違いますよね。
    この辺はまた長くなるので割愛しますが、
    とにかくアジの出た雰囲気のあるジャケットが好きな方にはお勧めの1着です。

    興味のある方は直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 11/03/09 BLUE 402 LIGHTNING

    予約を受け付けていたADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのホースハイドダブルライダースですが、
    火曜日で予約を締め切らせていただきました。たくさんのご予約ありがとうございました。
    予約分に関しましては、予約順に入荷次第ご連絡させていただきます。
    店頭発売日は決まり次第ブログでご案内させていただきます。

    約1ヶ月NEW VINTAGEで忙しくてOLD VINTAGEが全く紹介できていませんでしたが、
    スペシャルを初め色々入荷しています。
    その中からルイスレザーのブルージャケットをご紹介します。

    Lewis Leathers 70’s 402 LIGHTNING  Blue Size38 SOLD

    UKライダースのスタンダードデザイン、ライトニングのロング丈バージョンです。
    402に多いのですが、38インチですが少し大きめのサイズ感です。
    40インチを着ている人でも着れそうな感じがします。
    ノーマルライトニングに比べリリース期間が短い為、
    ヴィンテージではノーマルライトニングに比べ数が少ないことは、ヴィンテージファンなら知っていると思います。

    そして今回特筆するべきところはこのカラーです。
    先日のADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのDARK BLUEカラーのブログでも書きましたが、
    UKライダースの魅力の一つとして、豊富なカラーバリエーションがあります。
    その中でもダークブルーやブルー、ターコイズブルーというのは熱狂的なファンがいるのは周知の事実です。
    ライトニングは現在のヴィンテージのタマ数を見ても、
    当時のルイスレザーのラインナップの中でもモンザ系と並び最大のヒットモデルだったはずです。
    ヴィンテージの中でもタマ数の多いライトニングですが、
    モンザと違いブルー系はほとんどありません。おそらく90%以上は黒になると思います。
    ではなぜ、カラージャケット全盛の70年代にヒットしていたライトニングにブルー系がこれほど少ないのでしょうか?
    同じ70年代のヒットモデルのモンザでは、ブルーやターコイズは無いにしても、ダークブルーはかなりの数があります。

    以前仕入れでイギリスに行った際、
    70年代当時にリアルタイムでルイスレザー等のジャケットを買っていた方達と話していた時に面白い話が聞けました。
    60年代からずっと黒一色で展開していたライダースジャケットですが、
    70年代初頭から一気に派手なカラーが増えてきます。
    当時リアルタイムで買っていた人の話だと、すぐにそれを受け入れられたわけではなく、
    どちらかというと、こんなまぶしい色したジャケット着れるか!みたいな反応だったようです。
    それは50年代~60年代に黒一色でイギリスのモーターサイクルジャケットシーンをシェアしてきた、
    ブロンクス、ライトニング、襟付きシングルでは尚更抵抗があったと言っていました。
    上記の3つのスタイル=黒というイメージが10数年間で根付いていたわけです。
    これを聞いて、ブロンクス、ライトニング、襟付きシングルにブルーやターコイズが少ないことが理解できました。
    もちろん当時の全ての人が同じことを思ったわけではないでしょうが、
    こんな理由もあってヴィンテージで青のライトニングやマニラ、襟付きシングルを探しても中々見つからないのです。

    今回の402はミントコンディションです、とは言えないですが、
    ヴィンテージブルーレザー特有の黒ずみがアジとなっていてとても良い雰囲気です。
    所々地のベージュぽい色が見えている部分がかなりかっこいいです。

    顔料が剥げて地の色が見えているジャケットを状態が悪いと言う人もいますが、ちょっと意味が違いますよね。
    この辺はまた長くなるので割愛しますが、
    とにかくアジの出た雰囲気のあるジャケットが好きな方にはお勧めの1着です。

    興味のある方は直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 11/03/02 OLD VINTAGE & NEW VINTAGE

    現在発売中の雑誌、HUGEにADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのホースハイドダブルライダースが、
    ライトニング別冊のVINTAGE LEATHER JACKETには、
    私の私物数点といくつかのヴィンテージルイスレザーを紹介していただいています。

    ライトニング別冊はUSヴィンテージがほとんどですが、
    戦前のアメリカ物~UKまで、写真と言えどこれだけの一級のヴィンテージを見れるだけでも楽しいです。
    ヴィンテージファンはもちろん、ヴィンテージは持っていないけど興味はあるという方ならぜひご覧下さい。

    HUGEではここらしいセンスの良い写真で、
    今月発売のNEW VINTAGEダブルライダースを紹介していただいています。
    雑誌の説明にもありますが、掲載されているホースハイドダブルライダースのダークブルーカラーと同時に、
    同型のシープスキンのブラックも発売になります。
    こちらは後日ブログでもご紹介しますのでご期待下さい。

    現在予約受付中のダブルのダークブルーライダースですが、当初の予定数がほとんど埋まってきました。
    空きの数にもよりますが、あと1週間ほどで予約は終了しますので、気になっている方はお早めに。
    予約分以外とシープのブラックは3月20日~25日頃の発売を予定しています。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/03/02 OLD VINTAGE & NEW VINTAGE

    現在発売中の雑誌、HUGEにADDICT CLOTHES NEW VINTAGEのホースハイドダブルライダースが、
    ライトニング別冊のVINTAGE LEATHER JACKETには、
    私の私物数点といくつかのヴィンテージルイスレザーを紹介していただいています。

    ライトニング別冊はUSヴィンテージがほとんどですが、
    戦前のアメリカ物~UKまで、写真と言えどこれだけの一級のヴィンテージを見れるだけでも楽しいです。
    ヴィンテージファンはもちろん、ヴィンテージは持っていないけど興味はあるという方ならぜひご覧下さい。

    HUGEではここらしいセンスの良い写真で、
    今月発売のNEW VINTAGEダブルライダースを紹介していただいています。
    雑誌の説明にもありますが、掲載されているホースハイドダブルライダースのダークブルーカラーと同時に、
    同型のシープスキンのブラックも発売になります。
    こちらは後日ブログでもご紹介しますのでご期待下さい。

    現在予約受付中のダブルのダークブルーライダースですが、当初の予定数がほとんど埋まってきました。
    空きの数にもよりますが、あと1週間ほどで予約は終了しますので、気になっている方はお早めに。
    予約分以外とシープのブラックは3月20日~25日頃の発売を予定しています。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE  
    石嶋 聡

  • 11/02/24 AD-01 HORSEHIDE CENTER ZIP JACKET

    今日はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの新しいジャケットのご紹介です。
    ホースハイドのダークブルーカラーは、
    現在サンプル展示&予約受付中のダブルライダースの為に別注した革なのですが、
    個人的な欲求もあり、少量ですが襟付きシングルタイプも作成することにしました。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-01 HORSEHIDE CENTER ZIP JACKET
    Dark Blue  Size 34, 36, 38, 40.  

    少量生産の為、告知は店頭でのみ行っていましたが今週の日曜日27日に発売します。

    UKライダースで青系のカラーというとダブルジャケットをイメージする方が多いと思います。
    確かにヴィンテージの場合でも、カラージャケットが多く発売された70年代当時のイギリスでも青系はダブルに多く、
    シングルもあることにはありますが画像のような襟付きシングルスタイルではなく、
    立ち襟のシングルやパッドジャケットなど、レーシーな雰囲気の物がほとんどです。
    これは先日のヴィンテージブロンクスについてのブログでも書きましたが、
    襟付きシングルは60年代以前のポピュラーなスタイルで、
    この時代はレザージャケット=黒 という時代だったわけです。
    その後70年代に入りカラージャケットが出回りだすのですが、
    その頃には襟付きシングルは当時の流行もあって、それほどポピュラーではなくなっていたのです。
    その為ヴィンテージでも襟付きシングルのブルーやダークブルーはほとんど見かけることがありません。
    それはダブルジャケットの比ではありません。

    この辺の流れを知っていて、というわけではないと思いますが、
    現在作られている新品のライダースでも襟付きシングルは黒が圧倒的に多く、
    意外にこのカラーのシングルは無いような気がします。
    確かにすごくシンプルで一見物足りなさも感じるデザインです。今回はエポレットも付けませんでした。
    しかしADDICT CLOTHES NEW VINTAGEでは各ディティールを追求して作り込んでいます。
    革の色味から質感はタンナーに細かく指定して別注し、
    ジップテープの色や金具の質感はそれぞれ変えています。シルエット諸々は勿論です。
    上の画像はまだ未着用の状態ですが、
    着用するにつれホースハイド特有のツヤが増し更に奥行きのある1着になります。

    ダブルの先にこのシングルを発売することになりましたので、
    これでADDIT CLOTHES NEW VINTAGEではシングルジャケットが3連続になりました。
    確かに世の中の需要の通りライダースデザインの醍醐味は装飾の多いダブルジャケットにあると思います。
    しかしシングルはシンプルで良い意味で主張しないのが魅力です。
    このシンプルなUKスタイルのシングルジャケットはジャンル分けされがちなファッションの中で、
    イギリスが好きでもアメリカが好きでも、カジュアルでもきれい目でも合う万能なジャケットだと思います。

    レザーライダースがファッションブランドのメインアウターになってから早数年が経ちますが、
    私にとってライダースはその前から普段着でした。
    ただ素材がレザーで袖口がジップ開きになっているだけで、例えるならシャツを着る感覚とほとんど同じです。
    季節にもよりますが、ほとんどジッパーも開けて着るくらいシャツと同じ感覚で着ています。
    みなさんがTシャツやサーマルで寒いときにシャツを羽織るように、
    私はシャツの代わりにライダースを羽織るだけです。
    私がそんな日常着として長年着ているのが、このイギリスの襟付きシングルスタイルのジャケットです。
    UKライダースのスタンダードデザインと言えば、フロントに4つポケットが付くライトニングスタイルだと思います。
    しかし私個人のスタンダードはこの襟付きシングルです。

    私が作った襟付きシングルジャケットをきっかけに、
    ライダースをシャツのように肌身離さず着る人が増えてくれると嬉しいですね。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/24 AD-01 HORSEHIDE CENTER ZIP JACKET

    今日はADDICT CLOTHES NEW VINTAGEの新しいジャケットのご紹介です。
    ホースハイドのダークブルーカラーは、
    現在サンプル展示&予約受付中のダブルライダースの為に別注した革なのですが、
    個人的な欲求もあり、少量ですが襟付きシングルタイプも作成することにしました。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE AD-01 HORSEHIDE CENTER ZIP JACKET
    Dark Blue  Size 34, 36, 38, 40.  

    少量生産の為、告知は店頭でのみ行っていましたが今週の日曜日27日に発売します。

    UKライダースで青系のカラーというとダブルジャケットをイメージする方が多いと思います。
    確かにヴィンテージの場合でも、カラージャケットが多く発売された70年代当時のイギリスでも青系はダブルに多く、
    シングルもあることにはありますが画像のような襟付きシングルスタイルではなく、
    立ち襟のシングルやパッドジャケットなど、レーシーな雰囲気の物がほとんどです。
    これは先日のヴィンテージブロンクスについてのブログでも書きましたが、
    襟付きシングルは60年代以前のポピュラーなスタイルで、
    この時代はレザージャケット=黒 という時代だったわけです。
    その後70年代に入りカラージャケットが出回りだすのですが、
    その頃には襟付きシングルは当時の流行もあって、それほどポピュラーではなくなっていたのです。
    その為ヴィンテージでも襟付きシングルのブルーやダークブルーはほとんど見かけることがありません。
    それはダブルジャケットの比ではありません。

    この辺の流れを知っていて、というわけではないと思いますが、
    現在作られている新品のライダースでも襟付きシングルは黒が圧倒的に多く、
    意外にこのカラーのシングルは無いような気がします。
    確かにすごくシンプルで一見物足りなさも感じるデザインです。今回はエポレットも付けませんでした。
    しかしADDICT CLOTHES NEW VINTAGEでは各ディティールを追求して作り込んでいます。
    革の色味から質感はタンナーに細かく指定して別注し、
    ジップテープの色や金具の質感はそれぞれ変えています。シルエット諸々は勿論です。
    上の画像はまだ未着用の状態ですが、
    着用するにつれホースハイド特有のツヤが増し更に奥行きのある1着になります。

    ダブルの先にこのシングルを発売することになりましたので、
    これでADDIT CLOTHES NEW VINTAGEではシングルジャケットが3連続になりました。
    確かに世の中の需要の通りライダースデザインの醍醐味は装飾の多いダブルジャケットにあると思います。
    しかしシングルはシンプルで良い意味で主張しないのが魅力です。
    このシンプルなUKスタイルのシングルジャケットはジャンル分けされがちなファッションの中で、
    イギリスが好きでもアメリカが好きでも、カジュアルでもきれい目でも合う万能なジャケットだと思います。

    レザーライダースがファッションブランドのメインアウターになってから早数年が経ちますが、
    私にとってライダースはその前から普段着でした。
    ただ素材がレザーで袖口がジップ開きになっているだけで、例えるならシャツを着る感覚とほとんど同じです。
    季節にもよりますが、ほとんどジッパーも開けて着るくらいシャツと同じ感覚で着ています。
    みなさんがTシャツやサーマルで寒いときにシャツを羽織るように、
    私はシャツの代わりにライダースを羽織るだけです。
    私がそんな日常着として長年着ているのが、このイギリスの襟付きシングルスタイルのジャケットです。
    UKライダースのスタンダードデザインと言えば、フロントに4つポケットが付くライトニングスタイルだと思います。
    しかし私個人のスタンダードはこの襟付きシングルです。

    私が作った襟付きシングルジャケットをきっかけに、
    ライダースをシャツのように肌身離さず着る人が増えてくれると嬉しいですね。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/19 ABOUT DARK BLUE LEATHER

    今日は次にADDICT CLOTHES NEW VINTAGEで発売されるダークブルーレザーについて話したいと思います。

    世間一般ではあまり多いとは言えないダークブルー/ネイビーのレザージャケットですが、
    ルイスやハイウェイマン等のヴィンテージジャケットに興味のある方なら、
    既にこのカラーは見慣れた色だと思います。USヴィンテージの歴史を見てみると、
    1番多いのはもちろん黒、2番目に多いカラーは茶色です。
    その為昔からアメリカ製の物を多く見慣れているライダースファンからすると、
    ライダース=黒か茶という意識が強いと思います。
    しかしカラージャケットが多く発売された70年代のイギリスでは黒に続く色は紺(ダークブルー)でした。
    もっと明るいブルーや昨日のブログで紹介したターコイズブルー等も打ち出していましたが、
    洋服としての着易さを考えた時に、当時黒に続いて多く支持されたのがダークブルーカラーです。
    確かに洋服として見ても、黒いパンツにダークブルーのライダースというのは、上下黒ほど重くなく、
    青やターコイズブルーほど派手じゃなく、
    当時のイギリスから現在の日本まで幅広く人気がある理由が良くわかります。
    日本人がブルーデニムばかり履いていることからもわかりますが、どうも日本人は潜在的に青が好きみたいですね?

    以前雑誌のインタビューやブログでも言いましたが、
    私が十数年前に初めて買ったルイスのヴィンテージもダークブルーカラーでした。
    それまで古いライダースと言えば、黒や茶が多く形も自分の好みに合わないと思っていたのですが、
    初めて買ったそれは着丈も長く程よく細身で10代の私には衝撃でした。
    その当時の新品のデザイナーズブランドではなく、
    数十年前にリアルバイカーが着ていたジャケットがこんなに服としてかっこいいなんてすごい事ですよね。
    逆に言うと、当時リアルに着ていた物だから今これだけかっこいいのだと後に気がつくわけですが、
    この辺は長くなるのでまた今度。
    ラインナップの中に紺や青があったのも、
    私がバイク用ではなくファッションとしてのめり込んでいった理由だと思います。
    昨日のブログでも書きましたが、
    この時代のダークブルーやブルー、ターコイズブルーのジャケットには他には無い魅力があります。
    このブログを呼んでいる方の中には、同じことを感じてのめりこんだ人も多いと思います。

    ヴィンテージでは同じダークブルーでも質感や色味など様々です。
    ほとんど黒に近い場合もあれば、青に近い場合もあります。
    店頭にあるヴィンテージレザーのダークブルーだけでもこのように違いがあります。

    このサイズの画像ではわかりにくいかもしれませんが、
    左のヴィンテージジャケットはツヤがかなり多く少し赤みがあります。右は逆にマットな感じですね。

    右もダークブルーですが、少し暗いところで見るとほぼ黒に見えるくらい濃い色です。
    個人的にはこれも好きですが、
    左は少し青の強い、私が最も好きな色あいの70’sダークブルーです。
    このジャケットはミントコンディションで試着くらいしかされていない状態なのですが、
    これはほとんど着用されていない状態でも、
    革製品に多い悪い意味での新品感が無く、ツヤも程よくあって、実際の革の質感もしなやかで着易いです。

    そこで既にご紹介済みのダブルライダースで使用する為に別注した革がこちらです。

    上の左の画像と比べるとわかると思いますが、かなり良い雰囲気に持っていくことができました。
    ダブルライダースを作るのに3度サンプルを作ったと以前のブログでも言いましたが、
    革もその度に改良して3回目ですごく良い雰囲気に仕上げることができました。
    もちろん実際に2つを比べるとカウハイドとホースハイド、
    厚みや重量が違うので全く同じではありませんが、満足できる仕上がりです。
    着用するにつれ、ホースハイド特有のツヤが出てよりいっそう雰囲気が出ると思います。
    馬革と言うと、昔多かった硬くて鎧みたいな馬革イメージする人も多いようですが、
    上のヴィンテージのようにしなやかで着易い馬革です。

    十数年前にヴィンテージライダースに魅せられ、私は今まで誰よりも多く良いジャケットを見てきたと思います。
    扱ってきた数は既に1000着をゆうに超えています。
    その分理想が高く自らハードルを上げてしまい、ジャケット製作を始めてからは今まで以上にライダース、
    または素材である革と向き合う時間が増えました。
    普通なら考えられないくらいの時間を1つのジャケットに費やしていますが、
    自分が昔感動した物を十数年後に追求して世に出し、同じ物が好きな方達に喜んでもらえていると実感しています。
    正直な所、ジャケット作成を始める前に比べ現在のほうがより一層苦労は増えましたが、
    良い物が出来たときの感動と、認めてもらえた実感が得られると、
    増えた苦労を差し引いてもその苦労はそんなに悪いものではないですね。

    工場に戻していたダブルライダースのサンプルですが、20日日曜日から再度展示することが可能になりました。
    まだ予約は受け付けていますので、ご興味のある方はぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/19 ABOUT DARK BLUE LEATHER

    今日は次にADDICT CLOTHES NEW VINTAGEで発売されるダークブルーレザーについて話したいと思います。

    世間一般ではあまり多いとは言えないダークブルー/ネイビーのレザージャケットですが、
    ルイスやハイウェイマン等のヴィンテージジャケットに興味のある方なら、
    既にこのカラーは見慣れた色だと思います。USヴィンテージの歴史を見てみると、
    1番多いのはもちろん黒、2番目に多いカラーは茶色です。
    その為昔からアメリカ製の物を多く見慣れているライダースファンからすると、
    ライダース=黒か茶という意識が強いと思います。
    しかしカラージャケットが多く発売された70年代のイギリスでは黒に続く色は紺(ダークブルー)でした。
    もっと明るいブルーや昨日のブログで紹介したターコイズブルー等も打ち出していましたが、
    洋服としての着易さを考えた時に、当時黒に続いて多く支持されたのがダークブルーカラーです。
    確かに洋服として見ても、黒いパンツにダークブルーのライダースというのは、上下黒ほど重くなく、
    青やターコイズブルーほど派手じゃなく、
    当時のイギリスから現在の日本まで幅広く人気がある理由が良くわかります。
    日本人がブルーデニムばかり履いていることからもわかりますが、どうも日本人は潜在的に青が好きみたいですね?

    以前雑誌のインタビューやブログでも言いましたが、
    私が十数年前に初めて買ったルイスのヴィンテージもダークブルーカラーでした。
    それまで古いライダースと言えば、黒や茶が多く形も自分の好みに合わないと思っていたのですが、
    初めて買ったそれは着丈も長く程よく細身で10代の私には衝撃でした。
    その当時の新品のデザイナーズブランドではなく、
    数十年前にリアルバイカーが着ていたジャケットがこんなに服としてかっこいいなんてすごい事ですよね。
    逆に言うと、当時リアルに着ていた物だから今これだけかっこいいのだと後に気がつくわけですが、
    この辺は長くなるのでまた今度。
    ラインナップの中に紺や青があったのも、
    私がバイク用ではなくファッションとしてのめり込んでいった理由だと思います。
    昨日のブログでも書きましたが、
    この時代のダークブルーやブルー、ターコイズブルーのジャケットには他には無い魅力があります。
    このブログを呼んでいる方の中には、同じことを感じてのめりこんだ人も多いと思います。

    ヴィンテージでは同じダークブルーでも質感や色味など様々です。
    ほとんど黒に近い場合もあれば、青に近い場合もあります。
    店頭にあるヴィンテージレザーのダークブルーだけでもこのように違いがあります。

    このサイズの画像ではわかりにくいかもしれませんが、
    左のヴィンテージジャケットはツヤがかなり多く少し赤みがあります。右は逆にマットな感じですね。

    右もダークブルーですが、少し暗いところで見るとほぼ黒に見えるくらい濃い色です。
    個人的にはこれも好きですが、
    左は少し青の強い、私が最も好きな色あいの70’sダークブルーです。
    このジャケットはミントコンディションで試着くらいしかされていない状態なのですが、
    これはほとんど着用されていない状態でも、
    革製品に多い悪い意味での新品感が無く、ツヤも程よくあって、実際の革の質感もしなやかで着易いです。

    そこで既にご紹介済みのダブルライダースで使用する為に別注した革がこちらです。

    上の左の画像と比べるとわかると思いますが、かなり良い雰囲気に持っていくことができました。
    ダブルライダースを作るのに3度サンプルを作ったと以前のブログでも言いましたが、
    革もその度に改良して3回目ですごく良い雰囲気に仕上げることができました。
    もちろん実際に2つを比べるとカウハイドとホースハイド、
    厚みや重量が違うので全く同じではありませんが、満足できる仕上がりです。
    着用するにつれ、ホースハイド特有のツヤが出てよりいっそう雰囲気が出ると思います。
    馬革と言うと、昔多かった硬くて鎧みたいな馬革イメージする人も多いようですが、
    上のヴィンテージのようにしなやかで着易い馬革です。

    十数年前にヴィンテージライダースに魅せられ、私は今まで誰よりも多く良いジャケットを見てきたと思います。
    扱ってきた数は既に1000着をゆうに超えています。
    その分理想が高く自らハードルを上げてしまい、ジャケット製作を始めてからは今まで以上にライダース、
    または素材である革と向き合う時間が増えました。
    普通なら考えられないくらいの時間を1つのジャケットに費やしていますが、
    自分が昔感動した物を十数年後に追求して世に出し、同じ物が好きな方達に喜んでもらえていると実感しています。
    正直な所、ジャケット作成を始める前に比べ現在のほうがより一層苦労は増えましたが、
    良い物が出来たときの感動と、認めてもらえた実感が得られると、
    増えた苦労を差し引いてもその苦労はそんなに悪いものではないですね。

    工場に戻していたダブルライダースのサンプルですが、20日日曜日から再度展示することが可能になりました。
    まだ予約は受け付けていますので、ご興味のある方はぜひ実物をご覧になってください。

    ADDICT CLOTHES NEW VINTAGE 
    石嶋  聡

  • 11/02/18 SPECIAL VINTAGE JACKET

    先月末からブログでNEW VINTAGEの話が続きましたので、
    今日はSPECIAL VINTAGE JACKETを2点ご紹介したいと思います。

    まずはこちら。

    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s BRONX Dark Blue 34   SOLD

    元々ルイスレザーの代表的モデルでありながら、
    アメリカ的なディティールのエポレットやウエストベルト、アクションプリーツを持つ為か、
    現在ではその後に発売されたライトニングやサイクロンに隠れた存在になっているジャケットです。
    しかし、現在ヴィンテージブロンクスの人気がライトニングやサイクロンに比べ劣る1番の理由は、
    一般的な日本人がジャストサイズで着用できるサイズが無いことだと思います。
    好みはあると思いますが、UK,USどちらのディティールも持つこのデザインは、
    ライトニングやサイクロンには出せない独特の雰囲気があります。

    日本人サイズが無い理由ですが、ブロンクスは1956年に発売されてから60年代に多く販売され、
    コルセアを初めとする襟付きシングルジャケットと共に60年代を象徴するジャケットになりました。
    しかしこの頃は当時の写真を見てもわかるのですが、
    今と比べてもややゆったりとしたサイズ感でレザージャケットを着ています。
    イギリスでは40インチ前後が最も多いサイズなので、必然的に40インチや42インチが多くなるわけです。
    70年代に入ってからはバイクのスタイルも60年代と変わり、
    パッドジャケットが出揃った頃にはタイトなシルエットが好まれるようになっていきましたが、
    その頃にはブロンクスや襟付きシングルは古臭いデザインになっており、
    60年代に比べあまり売れていなかったようです。
    こうした理由からヴィンテージジャケットではブロンクスや襟付きシングルの小さいサイズがないのです。
    ましてや黒以外のカラー物になるとさらに無いというのは言うまでもないと思います。

    過去にも34インチや36インチのブロンクスを販売していますが、
    ジャストサイズのブロンクスを購入された方々はみなさんとても気に入っています。
    エポレットやベルトなどデザインが多い分好みも分かれますが、
    はまればオンリーワンな1着になるのは間違いありません。

    上の説明でブロンクスの小さいサイズがどれだけ無いかがわかっていただけたと思います。
    サイズが合いそうな方で興味のある方は、直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 11/02/18 SPECIAL VINTAGE JACKET

    先月末からブログでNEW VINTAGEの話が続きましたので、
    今日はSPECIAL VINTAGE JACKETを2点ご紹介したいと思います。

    まずはこちら。

    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s BRONX Dark Blue 34   SOLD

    元々ルイスレザーの代表的モデルでありながら、
    アメリカ的なディティールのエポレットやウエストベルト、アクションプリーツを持つ為か、
    現在ではその後に発売されたライトニングやサイクロンに隠れた存在になっているジャケットです。
    しかし、現在ヴィンテージブロンクスの人気がライトニングやサイクロンに比べ劣る1番の理由は、
    一般的な日本人がジャストサイズで着用できるサイズが無いことだと思います。
    好みはあると思いますが、UK,USどちらのディティールも持つこのデザインは、
    ライトニングやサイクロンには出せない独特の雰囲気があります。

    日本人サイズが無い理由ですが、ブロンクスは1956年に発売されてから60年代に多く販売され、
    コルセアを初めとする襟付きシングルジャケットと共に60年代を象徴するジャケットになりました。
    しかしこの頃は当時の写真を見てもわかるのですが、
    今と比べてもややゆったりとしたサイズ感でレザージャケットを着ています。
    イギリスでは40インチ前後が最も多いサイズなので、必然的に40インチや42インチが多くなるわけです。
    70年代に入ってからはバイクのスタイルも60年代と変わり、
    パッドジャケットが出揃った頃にはタイトなシルエットが好まれるようになっていきましたが、
    その頃にはブロンクスや襟付きシングルは古臭いデザインになっており、
    60年代に比べあまり売れていなかったようです。
    こうした理由からヴィンテージジャケットではブロンクスや襟付きシングルの小さいサイズがないのです。
    ましてや黒以外のカラー物になるとさらに無いというのは言うまでもないと思います。

    過去にも34インチや36インチのブロンクスを販売していますが、
    ジャストサイズのブロンクスを購入された方々はみなさんとても気に入っています。
    エポレットやベルトなどデザインが多い分好みも分かれますが、
    はまればオンリーワンな1着になるのは間違いありません。

    上の説明でブロンクスの小さいサイズがどれだけ無いかがわかっていただけたと思います。
    サイズが合いそうな方で興味のある方は、直接価格やサイズなどの詳細をお問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 11/02/18 TURQUOISE BLUE CYCLONE

    それでは先ほどのブロンクスに続いて2着目のご紹介です。

    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s Ladies CYCLONE Turquoise Blue 36  SOLD

    言わずと知れたヴィンテージルイスレザーで最も高額なジャケット、サイクロンです。
    その中でもこのターコイズブルーは派手な色の為か当時の生産数も少なく、
    ヴィンテージルイスでは特別な存在のカラーです。
    一見とんでもなく派手な色ですが、
    ヴィンテージレザー特有の色褪せや小傷のおかげで意外とすんなり着れてしまうのが人気の秘訣だと思います。

    数年前のカラージャケット一辺倒の時代に比べれば少し落ち着いた感はありますが、
    それでもヴィンテージルイスでこのカラーを欲しいという方は多く、頻繁に問い合わせを頂いています。
    数が少なく手に入れることのできる人が限られるせいもありますが、
    ヴィンテージルイスやハイウェイマンのブルー系のジャケットには何とも言えない特別な魅力があるのは確かです。
    ましてやサイクロン×ターコイズブルーとなると、年に1着入荷があるかないかで、
    メンズジャケットに至っては最後に入荷したのがもう3年も前になります。

    こちらはレディースジャケットなのでもちろん女性にも良いのですが、
    サイズをカスタムオーダーしている為か、通常のレディースジャケットとは少し違ったサイズ感です。
    着丈は通常のレディースジャケットより少しだけですが長く、袖丈はメンズジャケット同様にあります。
    小柄な男性ならウエストのシェイプやダーツはありますが、着用できる人もいるのではないでしょうか?

    メンズのサイクロンでもブラックやダークブルーならお金を積めば買うチャンスもあると思います。
    うちでも今のところ、年に何着かですが入荷があります。
    ただターコイズブルーのようなレアピースはいくらお金があっても無い物は用意できないので、
    気になる方はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

    価格やサイズなどの詳細は直接お問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡

  • 11/02/18 TURQUOISE BLUE CYCLONE

    それでは先ほどのブロンクスに続いて2着目のご紹介です。

    Lewis Leathers AVIAKIT 70’s Ladies CYCLONE Turquoise Blue 36  SOLD

    言わずと知れたヴィンテージルイスレザーで最も高額なジャケット、サイクロンです。
    その中でもこのターコイズブルーは派手な色の為か当時の生産数も少なく、
    ヴィンテージルイスでは特別な存在のカラーです。
    一見とんでもなく派手な色ですが、
    ヴィンテージレザー特有の色褪せや小傷のおかげで意外とすんなり着れてしまうのが人気の秘訣だと思います。

    数年前のカラージャケット一辺倒の時代に比べれば少し落ち着いた感はありますが、
    それでもヴィンテージルイスでこのカラーを欲しいという方は多く、頻繁に問い合わせを頂いています。
    数が少なく手に入れることのできる人が限られるせいもありますが、
    ヴィンテージルイスやハイウェイマンのブルー系のジャケットには何とも言えない特別な魅力があるのは確かです。
    ましてやサイクロン×ターコイズブルーとなると、年に1着入荷があるかないかで、
    メンズジャケットに至っては最後に入荷したのがもう3年も前になります。

    こちらはレディースジャケットなのでもちろん女性にも良いのですが、
    サイズをカスタムオーダーしている為か、通常のレディースジャケットとは少し違ったサイズ感です。
    着丈は通常のレディースジャケットより少しだけですが長く、袖丈はメンズジャケット同様にあります。
    小柄な男性ならウエストのシェイプやダーツはありますが、着用できる人もいるのではないでしょうか?

    メンズのサイクロンでもブラックやダークブルーならお金を積めば買うチャンスもあると思います。
    うちでも今のところ、年に何着かですが入荷があります。
    ただターコイズブルーのようなレアピースはいくらお金があっても無い物は用意できないので、
    気になる方はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

    価格やサイズなどの詳細は直接お問い合わせ下さい。

    ADDICT CLOTHES 
    石嶋 聡